姿を消すUFO型信号機 日本最後のUFOは仙台に…今月いっぱいでお別れ (24/07/19 19:32)

1本の支柱の先に、車と歩行者の信号が8個合体した信号機。空に浮かんでUFOのようだと親しまれた灯りが、今月末で消えることになります。

そもそもなぜUFOのような形をしているのでしょうか?

UFO信号機を開発した名古屋電機工業 加藤直行さん
「かなり細い道や狭い所、もしくは道路の中に水道管やガス管が埋められている所では支柱が立てられないので何かいい設置方法はないかという、当時お客様からのご相談に応じて我々が開発した」

宇宙からやってきた、というわけではありませんが、日本に現在、仙台にしか残っていません。

他にも、太白区長町4丁目、若林区木ノ下4丁目でも確認できました。
かつては愛知県や群馬県などにもあり、仙台には昭和50年代に設置されました。半世紀も町を灯し続けてきましたが、「老朽化」には抗えませんでした。

近所の女性
「交通課から連絡があったが、その時もできたら残してほしいと話しました。要望は出したんですけど、もうこれは作ってないとものすごくがっかり。ずっと何十年も見ているので近くから見ていたので、今急に言われてとても寂しい感じはします」
近所の小学生
「やはりさみしいです…

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